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補聴器の種類と選び方で購入前のポイントとトラブル回避

日常生活の中で、「聞こえにくい」と感じることはないでしょうか。

補聴器の必要性を感じたとき、補聴器の種類と選び方で購入前のポイントを考えるてみたいです。

医師の診察を受けずに補聴器を購入された方の中には、治療が必要な方がいたり、適した補聴器をつけておられない方が見受けられるようです。
また知識・技術不足の補聴器販売店からの直接購入されて、不具合を感じられておられる方が多い様です。
そんな補聴器の種類と選び方でトラブル回避を心掛けたいものです。

この記事の目次

補聴器の購入前に聞こえ方チェック

まず、補聴器の購入前に聞こえ方チェックをしてみましょう。

聞こえ方チェック

□会話中に聞き返すことはないか
□後方からの呼びかけに気が付かないことがある
□話し声が人より大きいと言われる
□聞き間違えが多い
□テレビの音量が大きくなった
□車の接近に気が付かない
□耳鳴りがある

チェックの数が
3~4個:耳鼻咽喉科で相談しましょう。
5個以上:早めの耳鼻咽喉科を受診しましょう。

補聴器の種類について

補聴器は医療機器です。
主なタイプは、耳穴型、耳掛け方、ポケット型の3種類になります。

耳穴型について

耳穴の中に収まるタイプで、小型軽量で目立ちにくいタイプです。
耳の形状や聞こえの程度などに合わせて作るオーダーメイドが一般的です。

耳掛け型について

耳にかけて使うタイプで、耳穴型に比べて操作が簡単です。
小さくカラフルなデザインが増えています。

ポケット型について

本体とイヤホンをコードでつなぐタイプです。
本体の操作ボタンが比較的大きくて操作しやすくなっています。

補聴器には、搭載されている機能や性能の違いによって価格差があります。
補聴器を購入される場合は、価格よりも聞こえの程度と使用目的にあった機器を選択することをお勧めします。

補聴器の選び方とトラブル回避について

自分に合った補聴器を見つけるにはどうすればいいの?
購入にあたっての選び方でトラブル回避をどうすればいいの?

補聴器は購入しただけでは終わりではありません。
日常生活の中で補聴器の聞こえ方の不具合などを、補聴器販売店で再度調整してもらったり、使用トレーニングやアドバイスなどのケアを受けながら、自分に合った補聴器にするためにも選び方に注意しなければなりません。

自分に合った補聴器を見つけるには、まず耳鼻咽喉科医(補聴器相談医)に相談する。
次に、適切な調整とケア・コンサルティングを受けることができる専門の知識・技術を持った認定補聴器技能者がいる認定補聴器専門店で相談することをお勧めします。

認定補聴器専門店とは

認定補聴器専門店とは、認定補聴器技能者が在籍し、補聴器の調整・選定に必要な測定器や設備ついて、公益社団法人テクノエイド協会の審査基準にクリアしたお店です。

補聴器販売店で相談・購入と選び方のポイントは

補聴器販売店で相談・購入する際の選び方のポイントは、
耳鼻咽喉科医からの紹介状を持っていくことと、ご家族などと一緒に行くことです。
補聴器の使用目的と聞こえ方などを細かく相談すること。
予算・価格などの相談もすること。

聞こえ方に異常があれば、早めの耳鼻咽喉科への相談と受診をおススメします。

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