認知症にはまだ根本的な治療法はありません。
病状は長期に渡ってゆっくりと進行していきます。
認知症は、高齢になるほど患者が増える傾向にあり、認知症を発症すれば家族や社会の負担が増大します。
認知症の予防について取り組みたいものです。
この記事の目次
認知症を防ぐには
認知症の半数以上を占めているのがアルツハイマー病です。
アルツハイマー病の原因といわれているアミロイドβ蛋白ですが、このワクチンは脳への蓄積を予防する作用を持つとされています。
また、ワクチンには副作用も報告されていますし、中年以降では既にアミロイドβ蛋白は脳に蓄積されており、30歳以前に使用しなければ効果はないとされています。
認知症の予防方法は
認知症の予防として、ワクチンに頼らない方法で予防したいものです。
予防として、生活習慣や食生活・運動があげられます。
生活習慣の改善で予防
認知症は生活習慣病ともいわれるようになってきました。
それには生活習慣の改善で、ある程度の予防が可能ということが明らかになってきたのです。
生活習慣は、脳梗塞や脳出血が原因となって起こる血管性認知症やアルツハイマー病の発症にも関連している可能性があると言われています。
食生活で予防
予防には、ビタミンC・E、カロテノイドなどの抗酸化ビタミン類やポリフェノール、DHAなどの多価不飽和脂肪酸が有効です。
そして野菜や魚類をバランスよく取ることも大切です。
運動で予防
運動は認知症のリスクを大きく下げると言われています。
運動をすることにより、糖尿病、脂質異常症、高血圧症を予防し、その結果として動脈硬化の進行を遅らせて認知症の発症リスクを下げると考えられています。
また、一日に6000歩以上歩くようにすると脳の萎縮を防ぐ効果あるようです。
認知症予防プログラムの対象について
厚生労働省が介護予防のために作成した基本チェックリストでは、以下の3項目のいずれかに一つでも当てはまれば認知症予防プログラムの実施対象になるとされています。
1.「いつも同じことを聞く」など、まわりの人から物忘れがあると言われる
2.自分で電話番号を調べて、電話をかけることをしない
3.今日が何月何日かわからない時がある
認知症予防プログラムは、一般の高齢者を対象とした認知症予防を目的としたプログラムです。
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