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ワンクリック請求や詐欺のトラブル回避は!
「ワンクリック請求」の仕組には、
アダルト動画やゴシップサイトなどのリンクを介して複数のサイトを移動するうちに「有料サイトへの登録が完了したから代金を支払え」と請求されるのが、「ワンクリック請求」です。
このサイトへの入口となるサイトには、占いサイト、ゲームサイト、アニメサイト、小説サイトなど多種多様です。
最初に見たサイトが無料サイトであっても、最終的に全く別の有料サイトに誘導されます。
ワンクリック請求で個人情報は漏洩しているのか?
「ワンクリック請求のサイトに自分の個人情報が漏洩しているのではないか」と心配になります。
通常、サイトを閲覧しただけでは、個人情報が相手側に漏洩することはありません。
IPアドレス、ブラウザの名称、携帯電話やスマートフォンの個体識別番号が相手に表示されたとしても、利用者の名前や住所、連絡先を特定することはできません。
しかし最近、スマートフォンにインストールした悪質なアプリが、利用者の電話番号をサイトに送信したと思われる被害が確認されているようです。
悪質なアプリに関するトラブル回避策は
悪質なアプリに関するトラブル回避するためには
1.提供元が不明など信頼できないアプリはインストールしない設定にしておく。
2.ダウンロードする前にどのような情報にアクセスするかを示す「アクセス許可」の内容を十分に確認する。
3.個人情報の漏洩にウイルス感染しない様、セキュリティ対策を取ること。
4.インターネットに接続する全ての機器にフィルタリングを設定しておく。
などの対策を実施することです。
不正な請求画面に対する対処はどうすればいいの?
「パソコンのデスクトップ上やスマートフォン画面からの料金請求画面が消えない」という相談が多く寄せられているようです。
パソコンでアクセスし不正なプログラムをダウンロードした場合は、「システムの復元」で対処できることがあります。
また、スマートフォンでアクセス場合は、請求画面を表示させる不正なアプリをダウンロードした可能性と、キャッシュ機能による可能性の二通りが考えられます。
いずれの場合もその対処法については、情報処理推進機構(IPA)のホームページを参考にされたら良いと思います。
Windowsでの「システムの復元」の実施手順書
「 スマートフォンでのワンクリック請求の新しい手口にご用心 」
ワンクリック請求に応答しない!消費生活センターに相談!
ワンクリック請求であれば法的に契約不成立と主張できるケースがあります。
慌てて連絡をとったり、支払ったりしないようにしましょう。
「誤操作をした人には救済措置がある」と見せ掛け電話連絡を要求するサイトもあります。
請求が取り下げられることはありません。電話連絡をしないことが肝心です。
また、探偵事務所が被害を救済すると言って契約を迫ることもありますが、被害金の返還請求をする行為は、弁護士の資格が必要であり解決できない他機関を紹介されただけなどの苦情も多発しているようです。
このようなワンクリック請求には、まず、慌てず!応答せず!消費生活センターに相談することが肝心です。
消費生活センター等では、商品やサービスなど消費生活全般に関する苦情や問合せなど、消費者からの相談を専門の相談員が受け付け、公正な立場で処理にあたっています。
連絡先 消費者ホットライン 局番なしの 188番です。