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プラズマローゲンで認知症・アルツハイマー病の予防と改善が注目

認知症対策の朗報です。
プラズマローゲンという成分に認知症の予防効果が発見されました。
2019年3月に発表された論文によると、記憶力の衰えを感じている人にプラズマローゲンを毎日摂取してもらったところ、4週間で明らかに記憶力が高まったことが確認されています。

この記事の目次

認知症を引き起こす原因とは

脳の神経細胞がつながらなくなることで、物忘れから認知症へと発病していきます。
その原因は加齢に伴い、次のようなことが脳内で起こっているためだと言われています。

1.脳のゴミが神経細胞を壊す
脳が活動する際に出る老廃物「アミロイドβ」が脳内に溜まり、神経細胞を壊します。

2.神経細胞が新しく作られない
若いときは神経細胞が壊れても新たな細胞が再生されますが、齢とともに再生されなくなり、神経細胞が壊れたままつながらなくなります。

認知症を予防するプラズマローゲンとは

認知症対策として注目されているのがプラズマローゲンという成分です。

藤野武彦 九州大学名誉教授を座長とした研究チームが行なった臨床試験などの研究成果。
プラズマローゲン(Pls)がアルツハイマー型認知症を改善することを世界で初めて証明。
プラズマローゲンが細胞新生を起こすことを発見

プラズマローゲン(Pls)の研究成果

プラズマローゲンとは

プラズマローゲンとは脳や心臓、血液など、人の身体に存在するリン脂質(細胞膜を形成する主な成分)の一種です。
人体のリン脂質の約18%を占めています。

プラズマローゲンは、さまざまな可能性を持っており、
近年の研究で、脳の神経細胞に存在するプラズマローゲンは、脳細胞の根本的な機能に大きく関与している事が明らかになりつつあります。

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プラズマローゲンの働きは

1.脳に蓄積したアミロイドβを分解するとともに、新たに蓄積するのを防ぎます。
2.脳内の神経幹細胞に働きかけ、神経細胞を新生させます。

これまでの研究では、成人を超えると神経細胞が新たに作り出されることはほとんどなく、脳の機能は落ちていく一方とされていました。

プラズマローゲンは、こうした常識を覆し神経細胞を新たに作り出す働きを持っているため、夢の成分として注目されています。

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