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ケトン体とは、ケトン体ができるエネルギー源とは!

ケトン体とは、アセトン体ともいいます。
ケトン体は脂肪酸の分解・合成によって得られる物質の総称で、
β-ヒドロキシ酪酸、アセト酢酸、アセトンからなっています。

 

この記事の目次

ケトン体のエネルギー源は

ケトン体は人体のエネルギー源として利用されています。
このエネルギー源は糖質を取り入れることで得ることが出来ます。

糖質からエネルギー源までの流れは

糖質→グルコース→ピルビン酸→アセチルCoA →ケトン回路→ATP(エネルギー)です。

この糖質を取りすぎると血糖値を急激に上げ、
人体に多くの悪影響があることがわかってきています。

そこで糖質を制限するとエネルギー不足になります。

しかし人体には糖質が不足すると、新たなエネルギー源を作ることができるのです。
そのエネルギー源が中性脂肪です。
人体は「脂肪」をエネルギー源に利用しようとします。

 

 

中性脂肪からエネルギー源までの流れは

中性脂肪は、リパーゼ(脂肪分解酵素)によりグリセロールと脂肪酸に分解されます。

脂肪酸は肝細胞の細胞質でアシルCoAに変換され、ミトコンドリア内でβ酸化(脂肪酸分解)を受けて

アセチルCoAになります。このアセチルCoAが糖質の時と同じようにケトン回路に入り、ATP(エネルギー)を作り出します。

このアセチルCoAを別の物質に変えて、全身に回す これがケトン体なんです。

ケトン体を作っているのは肝臓で全身に送っています。

ケトン体は水溶性であるため、特別なタンパク質などがなくても、
血液をとおして全身に効率よく運ばれます。

 

 

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