西洋料理の基本マナーを知ればスマートな振舞いで、楽しく食事の時間を過ごすことができます。
フォークとナイフの使い方やナプキンの使い方、料理のいただき方などマナーがあります。
基本のマナーを知ることで、楽しい食事の時間を過ごすことができます。
その基本マナーを取り上げてみました。
この記事の目次
ナイフとフォークの使い方をマスター
西洋料理は、ナイフを右手に、フォークを左手に持ち属するのが基本です。
コース料理のときは、位置皿を中心に食器がセットされています。
出される料理に合わせてナイフとフォークを外側から内側に向かって使用します。
一般的なテーブルセッティング
一般的なテーブルセッティングと用途は、次の通りです。
①ナプキン ②位置皿 ③オードブル用ナイフ ④スープスプーン ⑤魚用ナイフ ⑥肉用ナイフ ⑦オードブル用フォーク ⑧魚用フォーク ⑨肉用フォーク |
⑩シェリーグラス ⑪シャンパングラス ⑫白ワイン用グラス ⑬赤ワイン用グラス ⑭水用グラス ⑮コーヒースプーン ⑯デザートフォーク ⑰デザートナイフ ⑱パン皿 ⑲バターナイフ |
ナイフとフォークの使い方は
ナイフとフォークの持ち方は
ナイフは右手で、フォークは左手で、それぞれ人差し指を背に当て、親指で支えるように持ちます。
フォークの先は、下を向けるように持ちます。
食事中に離席する場合
食事中のサインとして、「ハ」の字、またはクロスするように、お皿の上に置きます。
ナイフの刃は、手前に、フォークの先は下に向けておきます。
食事を終えた時は
食事終了のサインとして、ナイフとフォークを揃えてお皿の上に起きます。
ナイフの刃を手前にし、フォークは上向きにして、4時の位置に置くのが一般的です。
・料理を最初にナイフで切り分け、フォークを右手に持ち替えて食べることはNGです。
・左利きだからといって、ナイフとフォークを逆に持つことはNGです。
・フォークで料理をすくって食べるときは、スプーンのように持って先を上に向け食します。
フォークの背にのせて食べるのはNGです。
ナプキンの使い方を知れば上品に振る舞える
ナプキンは、食事中に服が汚れるのを防いだり、口や指先をぬぐう為に使います。
使い方にもマナーがあります。
「ナプキンの使い方をみれば育ちがわかる」といわれるほどで、スマートに使いこなすことを心がけたいものです。
ナプキンを使い始めるタイミングと広げ方は
ナプキンを広げるタイミングは飲み物や料理のサービスが始まるときです。
オーダーが済み食前酒が運ばれてくる前までが一般的で、乾杯が済んで着席した後が良いでしょう。
食事中のナプキンの使い方は
食事中に口元や手が汚れてしまった際、それをきれいに拭うことが基本的な役割のナプキン。まずはその使い方を紹介します。
ナプキンを2つ折りにして輪を手前(自分側)にして、膝にかけます。
膝の上に置くのが基本マナーで、ナプキンを首から提げるといった使い方は子供ぐらいしかしません。
食事で手や口元がソースなどで汚れた際は、折りたたんだ内側の部分で拭くようにします。
自分のハンカチを使って手や口元の汚れを拭うのは、「このナプキンは不潔なので使えません」という意思表示となり大変失礼な行為にあたります。
離席でのナプキンの置き方は
基本的には食事中に席をはずすのはマナー違反です。
やむを得ないときは、ナプキンを軽くたたんで、椅子の上に置くか、背にかけます。
退席時のナプキンの置き方は
食事が終わって席を立つときは、見苦しくない程度に軽くたたんでテーブルの上に置来ます。。
なぷきんをキチンときれいにたたむと上品なようですが、これはNGマナーです。
ナプキンをきれいにたたんで退席することは、「食事が美味しくなかった」「サービスが悪かった」という意思表示になります。
ナプキンやナイフとフォークの使い方で育ちがわかるといわれます。
できるだけスマートに使いこなすことを心がけ、楽しい食事の時間を過ごしたいものです。